待ちに待ったAlexis Rojanski氏のCDが完成しました。
タイトルは “La Lune ~月~”
1 竹田の子守歌
2 からたちの花
3 早春賦
4 蘇州夜曲
5 おぼろ月夜
6 さくら さくら
7 宵待草
8 浜辺の唄
9 砂山
10 椰子の実
11 夏の思い出
12 もみじ
13 赤とんぼ
14 母が歌ってくれた子守唄
15 故郷
16 荒城の月
ビオラとピアノで綴る美しい日本のメロディが素晴らしい1枚です。
以下、Alexis 自身によるライナーノーツより
ピアノ奏者との稽古の度に、私は未知の何かを発見するような感覚を覚え、また日本の音楽を通じて、日本の魂の一部を表現する事に大変感動していました。
これらの歌曲は、時代、地方も様々であり、まるで日本人の感性への旅へと誘っているようです。多くの物はノスタルジックな印象を受けますが、それらは人生における美しい思い出をたどりながら、容赦ない時の流れをより良く甘受して行ける様、我々に手をさしのべていてくれる様に思います。
もろい存在である人間と、恩恵を施しながらも時に荒々しい自然との間に存在する深い絆の重要性と、最も純粋な感情に与えられる価値の重要性を、私は少しづつ感じてゆきました。存在の滅び行く事象と、自然、宇宙の巨大な輪廻の永久との対比に、切ないほどに心を揺さぶられる日本人の魂にとって、儚さと純粋さへの崇拝は至高な物かも知れないと。
何故ならその崇拝は、幾つかの人生の中の出来事において、唯一でかつ貴重な価値を神秘的に与えている様に思うのです。
言い表しがたい事ではあるのですが・・・・
こんなビオラ奏者が奏でる日本のメロディ、是非お聞き下さい。
更なる詳細は近日中にアップしますが、”早く聞きたい!!という方は info@vvd.sakura.ne.jpあてにご連絡下さい。
PHOTO:”La Lune ~月~”のジャケット
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