384KHz/32bitのハイレゾ・ソフトのマスタリング

6月末に、「ハイレゾ384KHz 32bit」で録音したボサノバの音源のマスタリングを行いました。

今回は、A/Dコンバーターが2チャンネル分しか用意できなかったため、4本のマイクと4チャンネルのリバーブ、合計8チャンネルをアナログコンソールでリアルタイムにミックスしながらの収録となりました。

ミュージシャンの演奏も編集なしの一発、エンジニアのミックスもやり直しなしの一発です。
リラックスした中にもピンと張り詰めた雰囲気を演出できるのは、この様な録り方ならではだと思います。

「384KHz 32bit」でのマスタリングは初めてですが、情報量が多いせいか、作業もいつも以上に繊細な処理が要求されました。
0.1dBの操作で音楽がガラガラと表情を変えて、とても緊張を強いられる作業でした。

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