パルテノン多摩コンサートホールに稲城フィルハーモニー管弦楽団さんの録音に来ています。
今日はAcro Japanさんに作っていただいたケーブルのテストも兼ねています。
稲城フィルハーモニー管弦楽団さんはかれこれ10年以上のお付き合いで、パルテノン多摩での収録も10回を超えていると思います。
ここ何年もの間、年2回の定期公演もパルテノン多摩で固定されていますのでマイクの種類、高さ、角度、幅からオーケストラの配置まで毎回記録をとりながら、ホールの中でオーケストラが良く響く様に、そしてそれをオーケストラの皆さんが納得するサウンドで収録する様に取り組みを続けています。
その様な固定された環境の中で行う収録は、ケーブルの比較テストにはもってこいなのです。
結果はすこぶる良好で・・・
Acro Japanさんにはスタジオで使用するケーブルでもお世話になっているのですが、自分が選ぶのは何故かグレードが低めのものが多い様です(笑)。
御多分に洩れず、今回も7n_a2110Ⅲというケーブルをセレクトしたのですが、一言でいうとここまで癖のないケーブルも初めてでびっくりです。
ケーブルというものは総じて各々少なからず特性を持っていて周波数、位相、何かに癖がり、それがいわゆる「音楽性」として評価されることが多いのです。しかしそんな中でn_a2110Ⅲのナチュラルさと情報量の多さは特筆すべきものがあると思います。
Acro Japanさんのケーブルは一言で言うと音楽の「しなやかさ」や「呼吸」する感じを余すことなく伝えてくれるので、ハイレゾが普及するであろうこれからの音楽シーンには欠かせないケーブルになると思います。
今回はいつもより豊かなサウンドで録音ができました。
オーケストラの皆さんもきっと喜んでくれると思います。
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