Beatles 1というボックスセットが発売されました。
自分自身大のビートルズ好きなのですが、remaster版も含めなぜかこのような商品には触手が動きません。
特に今回はほとんどの曲のMix Downがやり直されているという点が自分としてはネガティブな要素として働いているようです。
自分の中ではレコードに入っていたもの全てがthe Beatlesが作り出したものであり、それは楽曲、アレンジ、ミックス、プロデュース、ジャケット・・・・全てがレコードを作るという作業の中に含まれているとすると、それが少し変わっただけでもthe Beatlesの作品とは言い難いという感覚が自分の中にあるからだと思います。
なので、再発のCDのジャケットに見た事のない写真が追加されているだけでがっかりしてしまいます。
で、肝心のBeatles 1の音の方ですが、当時のものよりもサウンドが新鮮になった事は素晴らしいと思いますが、音楽的には全く別物に聞こえてしまいます。やっぱりファンとしては音作りも含めてthe Beatlesとして繊細に扱ってほしいなと思いました。
で、不思議なのは、なぜthe Beatlesのハイレゾ版が出ないのか?
という事です。
the Beatlesのメンバーがスタジオで実際に聞いていた音・・・・
he Beatles以外の人間の感性が手を加えたものよりも、彼らが聞いていたものをできるだけ同じ形で聞きたいと思うのはファンの正直な心理ではないだろうか?
多分、ビジネスチャンスを狙っているのでしょう(笑)
余談ですが、スタジオワークに興味のある方、
このビデオも面白いです。
この記事へのコメントはありません。