J-Popのサウンドが嫌いだという外国人が以外と多い。
実は僕もそうなのだが・・・ 洋楽にはたっぷりとある高い音というか、倍音がないのだ。 最近お世話になっているKさんの話を聞いてなるほどと思ったページを見つけた。
外国語が下手な日本人 日本の「音文化」の特徴やそれに関する問題点が記述してある。 日本人が言語として使用している音の範囲が狭いのは、おそらく畳や障子、ふすまといった木や紙に囲まれた生活の中で育まれた文化のせいだと思う。
僕は録音のエンジニアを生業としているけれど、他のエンジニアと音に対する感覚が違うなぁ と思っている原因は小さな頃から英語が身近にある生活を送ったからかもしれない。 勉強は嫌いだったけど、小さい頃から英会話の教室にだけは強制的に通わされていたので (習字もそろばんもピアノも1回で辞めましたが(笑)) 周りとはちょっと違うニューロンが僕の中に育ったのかもしれない。
そんな事はさておいて、幼児期の音環境というものに細心の注意を払えば、その子の将来には色々な可能性が出てくる可能性があるのではないだろうか?
ある資料によれば乳幼児の可聴帯域はCDの限界の22KHzを超えているというデータもあるし、 人間は聞こえない帯域の音も体で聞いているというレポートもある。
子供もに優しい音環境をソフト、ハード共に提供していく事は僕たち音や音楽に関わっている人間にとって大事な仕事になるのではないだろうか? とってもやりがいのある仕事だと思う。