2005年7月– date –
-
真空管のマイク
弊社のマイクの話を。会社を立ち上げる前の数年間は必死にマイクを集めていた。僕は師匠からの影響だと思うのだが、ドイツのNEUMANNと言う会社のマイクが大好きだ。それも、今は製造中止になっている真空管内蔵の物。トランジスタの発明と共に姿を消したマ... -
ジレンマ
レコーディングエンジニアが抱えてるジレンマについて話そう。”素晴らしい演奏にはかないません”僕達の仕事については少し前に話したが、こんな事がたまにあった。”今日の仕事は失敗が多かったなあ”と思って頭を抱えているのに周りからは”今日の録音はいい... -
打ち合わせ
7p ?,},《録音を行うフランス人のビオラ奏者、Alexie Rojanski氏がフランスから来日された。13時に新宿で待ち合わせ。奥様を伴われて現れた彼はシャツにサンダルという涼しそうな格好ながらも、”フライパンの上を歩いている様だ”と、日本の熱さにビック... -
新しいプロジェクト
最近、毎日の様にヨーロッパにメールか電話をしている。新しい事を始めようとしているのだ。それは、ヨーロッパでのレコーディングのコーディネート。どうしてこんな事を考え始めたか話し始めると長くなるが、要するにクラシックにふさわしい本物の響きを... -
録音という仕事について
ブログデビューする事にした。一回目は何を書こうかと迷ったが、”録音”というものについて書いてみたいと思う。良くお客様から聞かれる質問に、”CD作る時って間違えちゃいけないんでしょ??”というのがある。演奏が聴いていられないほどのミスは問題ア...
1