レコーディングにおいて、
「後でなんとかなる」は
「後でどうにもならない」
と同義語だったりします。
逆に
「備えあれば憂いなし」は
「備えあれば憂いなし」
のままです(笑)
ちょっと古いけどここにも書いたように、ホール選びの時に楽器を持って行って試奏するなど、ちょっとした準備が後で大きな成果になって現れます。
昨日の記事のレコーディングの時には僕たちもギタリストも初めてのホールということもあって、1ヶ月前にホールを一区分借りてどの場所が演奏しやすくて良い音がするのか?ということをチェックしました。
簡易的なレコーダーとマイクを持ち込んで、実際にCDになる音はどんな感じになるのかも一緒にチェックしました。
(写真、ありえない場所だと思われるでしょうが、実際に録音した場所はほぼこの辺りでした。)
こうする事によって録音当日の作業が一段とスムーズになり、スタッフ全員が音楽作りという本来の目的に集中しやすい環境が出来上がります。
時間とお金が余分にかかってしまう工程ではありますが、良い結果を残すためには加えたほうが良いことも確かです。
一度行ったホールではデータを取ることによってその手間を省くこともできます。
その話はまた次回に。
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