レコーディングって、アーティストにとっては本当に孤独な作業です。
誰もいないホールで自分自身の音楽と正面から向き合う。
そんな中で一番大事なのは
自分に対する客観性を保つこと。
客観性を保つためには集中する時間とリラックスする時間をうまく使い分けることでしょうか?
音楽に集中できないで演奏している時間は気力と体力を消耗するばかりです。
ミュージシャンの方には冗談半分で言うのですが、
CDにはいる演奏時間は74分。
だから2日なら2日の録音作業の中で74分集中している時間があれば大丈夫(笑)
編集に頼ってしまって現場で試行錯誤しても、試行錯誤の時間で色々なものを消耗してしまいます。
だから録音までにきっちりと自分の音楽に対するイメージとそれに対するアプローチを明確にしてくることは、より良いCDを作るためにとても大事です。
あと、気分を切り替えるためのグッズや食べ物、飲み物、ホールの外の散歩コースなど、周りの色々なものに気を使うことって大切です。
魚沼のレコーディングではメンバー全員で日帰り温泉に行ったこともあります(笑)