今日も調律上がりの11:00からレコーディング開始。
じっくり準備されて、時間をかけて練習を重ねてきた演奏だけあって録音される各テイクがそれぞれ意味のある演奏に感じる。
最後の最後に”表現”という物をどこまで突き詰められるかと言うところに拘る音楽家の姿勢がひしひしと感じられる演奏だった。
僕は、曲想にあったピアノのバランスをAlexiの立ち位置を動かす事(といってもせいぜい10cm)で調整しながら録音した。
午後には3曲の編曲をお願いした長谷川美喜子さんがいらしてくれて、彼女の作品を録音。
Alexiもとても気に入った様子で快調に録音終了。
表現方法についてスタッフで込み入った議論を要する場面もあったが、結局予定を上回る7曲を録音して本日は終了。
今回急遽アシスタントをお願いしたK君とM君もすっかりセッションに馴染んでくれて、良い雰囲気。
改めて、音楽作りの基本は”人”だと実感した1日だった。
PHOTO:コントロールルームの様子。
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