下見 他・・

1月にCDの録音を発注して下さったチェリストの方と現場の下見に行った。
ホールは茨城と千葉の境当たりにあるので余裕を持って車で出発。
何故車で行くかというと簡単、当日迷って遅刻しないため。

到着後、ホールの事務所にご挨拶をして、早速試奏。
楽器の音を豊かにしてくれる様な優しい、暖かみのある響きのホールだった。
チェリストの方はCDを聞かれてここが気に入ったと言う事だったが、聞かせて頂いたCDそのままの響きだったので一同安心。
早速予約を済ませて”その他の事項”の打ち合わせに・・・
主に初対面のご挨拶とジャケットの打ち合わせ。

僕はクライアントの方には、ジャケットには音以上にお金を掛けて下さいとお願いしている。
この様な事をここで書いて良いのかどうか判らないが、やはり音の印象は視覚にも影響される。
CDのパッケージを開けてデッキに入れるまでのワクワク感とか、音を聞きながらその世界に浸るためのガイドとして、ジャケットは重要な役割を果たすと思うのだ。
美味しい食べ物が、見た目も綺麗な様にCDもそうあるべきだと思うし、クラシックのジャンルではその考え方が30年遅れていると思う。

ポップスの世界では70年代にはLPのジャケットデザイン専門のチームがあった位なのに、クラシックの世界では相変わらずどころか、化石の様なジャケットばかりがお店に並んでいる。
本末転倒と言うことは良くないが、クラシックの世界にもそろそろこの様なムーブメントを巻き起こしたい物だ・・・

BY VIVID productions Co.,Ltd

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップブログ記事

  1. (有)VIVID productionsではハイレゾの高音質を生かした音源制作を体験していた...
  2. [caption id="attachment_3074" align="alignnone" wi...
  3. クラシックのCD制作のための録音において、ホール選びは重要な要素です。

過去の記事