最近は空き時間にケーブルを作っています。
マイクや機材をつなぐケーブルによって音が違うというと驚く方がいらっしゃるかもしれませんが、
実はとても大事なんです。
ケーブルとコネクタをつなぐ半田によっても音が変わるし、
コネクタのメッキによっても音が変わります。
他にもいかに電源をきれいにするか?
とか、いかに機材を振動から守るか?
とか、こだわり始めたらキリがありません。
でも、現場では時間も限られているし全てを理想的にコントロールできるわけでもなく・・・
妥協点は常にありますが、それでも小さなところを少しづつ改善していくと録音される音がどんどん瑞々しくなっていくのでなかなか終わりがありません(笑)
今は電源用のフィルターと真空管マイクのケーブルの更新を検討中。
そんなに拘らなくても音は録れるじゃないかという意見もあるけれど、レーベルならではの音を作っていくということは、こういう努力の積み重ねだとも思います。
それに、現場でみんなが納得する音が出た時の盛り上がりかたと、そうでない時の雰囲気の比較を思うと、やっぱりそっちに行くしかないとも思う。
192KHzの環境も整いつつあるし、あと少しで次の次元に行けそうです(笑)